東京株式(前引け)=続落、原油高・長期金利上昇に懸念


 30日前引けの日経平均株価は前営業日比612円84銭安の5万9304円62銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は13億8397万株、売買代金概算は4兆5399億円。値上がり銘柄数は255、対して値下がり銘柄数は1285、変わらずは31銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力銘柄を中心に売りが出た。日本が前日29日に祝日で休場の間に米国株市場でハイテク株がやや水準を切り下げていたことから、これを織り込む格好で半導体セクターにやや軟調なものが目立った。イラン情勢の収束がいまだ見通せないなか、足もとWTI先物価格は1バレル=100ドルを再び上回り高止まりしている。国内のインフレ圧力が改めて意識され、この日の債券市場で新発10年物国債利回りは29年ぶりに2.5%を突破。これも市場センチメントを冷やす要因となった。プライムの値下がり銘柄数は8割強にのぼった。

 個別ではアドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、フジクラ<5803.T>が軟調。富士通<6702.T>、NEC<6701.T>が水準を切り下げ、三菱重工業<7011.T>や日立製作所<6501.T>、トヨタ自動車<7203.T>も値下がりした。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>やキオクシアホールディングス<285A.T>、信越化学工業<4063.T>が堅調。TDK<6762.T>が水準を切り上げ、SUMCO<3436.T>が値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS


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