1日の株式相場見通し=反発、金利低下を背景とした欧米株高に追随も円急騰は警戒


 1日の東京株式市場は主力株中心に買い戻され、日経平均株価は反発に転じる公算が大きい。名実ともに5月相場入りとなるが、前日の欧米株高を受け目先リバウンド狙いの買いが優勢となりそうだ。前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて堅調、直近まで8日続落していた独DAXが大幅に反発したほか、仏CAC40や英FTSE100なども高かった。朝方はリスク回避目的の売りが続いていたが、その後尻上がりに上値指向に変わった。原油市況が反落するなか各国の長期金利が低下、ECBによる早期利上げ観測が後退したこともショートカバーを誘った。米国株市場ではNYダウが高寄りした後も一貫して上値を追う強調展開で、引け際にやや伸び悩んだものの800ドル弱、率にして1.6%あまりの大幅高となった。WTI原油先物価格が1バレル=105ドル台まで水準を切り下げたこともポジティブ視された。個別では決算発表を受け明暗が分かれる形となっている。そのなか、ダウ構成銘柄であるキャタピラー<CAT>がコンセンサスを上回る好決算でほぼ10%高と値を飛ばし指数押し上げに貢献した。このほか、アルファベット<GOOGL>も10%高に買われるなど好決算銘柄に対する物色ニーズは強い。他方、マイクロソフト<MSFT>は4~6月期の売上高見通しが市場予想に届かず大きく下押す場面があった。ただ、欧州各国と同様に米国でも債券を買い戻す動きが目立ち、長期金利の低下が投資家のセンチメント改善につながっている。東京市場では欧米株高に追随し上値指向が期待できる。もっとも、外国為替市場で政府・日銀の為替介入を受けて円が急騰していることは株式にはネガティブに作用する可能性もある。きょうは週末要因も絡み、買い一巡後は上値が重くなるケースも考えられる。

 30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比790ドル33セント高の4万9652ドル14セントと6日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同219.07ポイント高の2万4892.31だった。

 日程面では、きょうは4月の都区部消費者物価指数(CPI)、3カ月物国庫短期証券の入札、10年物物価連動国債入札、4月の新車販売台数(自販連)、4月の軽自動車販売台数(全軽自協)など。海外では4月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数など。なお、中国、香港、韓国、台湾、フィリピン、シンガポールなどアジア各国の市場が休場となる。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。