午後:債券サマリー 先物は続伸、原油高を通じたインフレ懸念和らぐ


 7日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。中東の緊張緩和期待を背景に原油高を通じたインフレ懸念が和らぐなか、前日の米債券高に追随する動きとなった。

 米ニュースサイトのアクシオスは6日、米国がイランとの戦闘終結に向けて1ページの覚書を準備し、合意に近づいていると報道。同日にトランプ米大統領が米公共放送PBSのインタビューで14~15日に予定する米中首脳会談の前にイランとの戦闘終結に合意する可能性があるとの認識を示したこともあり、米国とイランの戦闘終結への期待が高まった。6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落し、物価上昇圧力が弱まるとの見方から米長期金利が低下した流れが東京市場に波及。また、日経平均株価が大幅高となったことで、年金基金などが資産配分(基本ポートフォリオ)を最適化するために債券買いに動くとの思惑が高まりやすかった面もあった。債券先物は午後2時30分ごろに129円79銭をつけたあとは上げ一服となったが、時間外取引で米長期金利や米原油先物が落ち着いていることを支えに堅調な展開が続いた。

 先物6月限の終値は、1日に比べて26銭高の129円75銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で1日に比べて0.025%低い2.475%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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