来週の為替相場見通し=政府・日銀の介入警戒感が上値圧迫へ


 来週のドル円相場は、政府・日銀による介入警戒感が引き続き上値を圧迫する要因となりそうだ。予想レンジは1ドル=153円00銭~157円00銭。

 日本時間8日夜に発表される4月の米雇用統計に関しては、非農業部門の雇用者数の伸びが前月から大きく鈍化すると予想されている。米国景気に対する先行き不透明感が強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が広がった際には、ドル売り・円買いの流れとなる可能性がある。来週は11日にベッセント米財務長官が3日間の日程で来日し、高市早苗首相や片山さつき財務相、植田和男日銀総裁と会談する予定だ。米国側は日本の金利上昇と円安の進行に対して一定の関心を寄せているとみられており、会談後の要人発言は注目を集めることになるだろう。中東情勢が緊迫化し有事のドル買いが加速した際は、政府・日銀による介入警戒感が強まっていくと考えられ、神経質な地合いが継続する公算が大きい。

 来週は12日に4月開催分の日銀の金融政策決定会合の「主な意見」が公表される。米国では12日に4月の消費者物価指数、14日に4月の小売売上高の公表を控えている。

出所:MINKABU PRESS


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