<動意株・11日>(前引け)=YKT、物語コーポ、JINSHD、フォースタ


 YKT<2693.T>=物色人気にカイ気配。株価200円台と低位で時価総額30億円前後の超小型株ということもあり、個人投資家などの短期筋がここぞと攻勢を強めている。エレクトロニクス系機械商社で半導体分野での実績が高く、高技術力とコンサル分野のノウハウが強みとなっている。前週末8日取引終了後に発表した、26年12月期第1四半期(26年1~3月)決算は営業損益が2億1000万円(前年同期は1億5400万円の赤字)と急改善した。今期は通期予想が1億9000万円を計画していたが、既にこれを超過している。第1半期ということもあって通期見通しについては従来予想を据え置いているが、上方修正期待が低位の株価を強力に刺激する格好となっている。同社株は小型で特定株比率も総株式数の過半を占めているのだが、潜在的な出来高流動性の高さが特長で折に触れ急騰習性を発揮する場面が多い。

 物語コーポレーション<3097.T>=一時ストップ高。前週末8日の取引終了後、26年6月期第3四半期累計(25年7月~26年3月)の連結決算を発表した。売上高は1121億300万円(前年同期比21.0%増)、営業利益は91億2500万円(同31.4%増)だったとしており、業況を好感した買いが集まっている。営業利益の通期計画(107億7100万円)に対する進捗率は約85%になった。第3四半期累計の直営店における国内既存店売上高は前年同期比3.9%増だった。焼肉カテゴリーやラーメンカテゴリー、ゆず庵カテゴリーが来客数、客単価ともに伸長した。また、海外47店舗を含む95店舗の新規出店も業績に寄与した。

 ジンズホールディングス<3046.T>=5日ぶり急反騰で年初来高値更新。前週末8日の取引終了後に発表した4月度の月次売上状況(速報)で、国内アイウェアショップの既存店売上高が前年同月比10.5%増と39カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。継続的な販促や店舗における接客強化施策により、顧客1人当たりの購買価格が向上したことに加えて、季節商材が売り上げを牽引した。また、インバウンド需要の取り込みも売り上げ増加につながった。なお、全店売上高は同18.2%増だった。

 フォースタートアップス<7089.T>=上昇加速で新高値。社名が示す通りスタートアップ企業を対象としたハイレイヤー人材紹介業、及び企業向け採用コンサルを主力業務としている。また、子会社を通じて投資ファンドも運営している。人材ニーズが増勢の一途となるなか、人材紹介の件数や単価上昇が同社の収益成長を加速させている。前週末8日取引終了後に発表した26年3月期の業績は、営業利益段階で前の期比2.5倍の11億2000万円と変貌、続く27年3月期も人材紹介ビジネスの好調を背景に、同利益は前期比25%増の14億円予想と高水準の伸びで連続過去最高更新が見込まれている。これがポジティブサプライズとなり、大口資金を誘引している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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