午後:債券サマリー 先物は続落、米長期金利や米原油先物の上昇が影響


 11日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。中東情勢の先行き不透明感を背景に、この日の時間外取引で米長期金利や米原油先物が上昇したことから売りが優勢だった。

 トランプ米大統領は10日、戦闘終結に向けた提案へのイランの回答について「全く受け入れられない」と自身のSNSに投稿。ホルムズ海峡の実質封鎖が長期化するとの見方から原油価格が騰勢を強めたことが影響した。インフレ懸念から米長期金利が上昇したことが円債の重荷となったほか、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の物価上振れリスクが意識された。12日に予定されているベッセント米財務長官と高市早苗首相及び片山さつき財務相の会談を見極めたいとのムードもあったが、日銀が行った国債買い入れオペの結果が明らかになると債券先物は下げ幅を拡大。「残存期間25年超」の応札倍率が前回を上回り、超長期ゾーンの売り意欲の強さが示されたことがネガティブ視されたようだ。あす財務省が実施する10年債入札への警戒感などもあり、引け間際には129円37銭まで下押す場面があった。

 先物6月限の終値は、前週末比32銭安の129円38銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.520%に上昇し、午後3時の時点では前週末に比べて0.045%高い2.515%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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