<動意株・12日>(大引け)=古河電、ジャノメ、りたりこなど


 古河電気工業<5801.T>=一気に5万円台乗せ。後場ストップ高し上場来高値を更新。きょう午後2時、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示。今期の売上高は前期比11.7%増の1兆4600億円、最終利益は同13.1%増の820億円を見込む。前期の業績は計画に対して上振れして着地した。今期は実質増配となる見通しを示したほか、株式10分割も発表しており、これらを材料視した買い注文が集まった。今期はデータセンター市場向けの需要が拡大するなか、関連製品の売り上げが伸びる。26年3月期は売上高が前の期比8.8%増の1兆3075億6000万円、最終利益が同2.2倍の725億1400万円だった。前期の期末一括配当に関しては、株式分割前のベースで従来の予想から50円増額の210円とし、今期の年間配当予想は同べースで220円とする。1対10の株式分割は6月30日を基準日として7月1日付で実施。株式分割後ベースで今期の年間配当予想は22円となる。

 ジャノメ<6445.T>=後場急動意。12日午後1時、26年3月期の連結決算とともに、27年3月期の業績予想を開示し、今期の最終利益が前期比3.4倍の20億円となる見通しを示した。年間配当予想は同5円増配の60円とした。更に自社株消却を発表。株式の再放出による潜在的な需給悪化リスクが後退したとの見方が出るなか、業績の底入れへの期待が高まった。高い配当利回りも注目され、買いが優勢となった。今期の売上高予想は同7.8%増の420億円とした。前期の業績は計画に対して上振れして着地。北米市場を中心に高付加価値ミシンの販売が好調に推移したほか、産業機器事業ではアジア市場での需要拡大を背景に、卓上ロボットやプレスの受注が拡大した。IT関連事業も過去最高益を更新したという。同社は発行済み株式総数の6.2%に相当する自社株112万9400株を5月29日に消却する予定。

 LITALICO<7366.T>=7日ぶり急反発。一気に年初来高値を更新した。11日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は440億円(前期比15.0%増)、最終利益予想は33億円(同20.5%増)とした。期末一括配当予想は4円増配の15円を見込む。同時に取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.9%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これらを好感した買いが集まっている。就労支援事業や児童福祉事業などで増収増益を計画する。就労支援事業は既存施設の運営が改善したため、積極的な施設開設を予定しており、今期は27施設をオープンする。児童福祉事業は短時間支援を中心に18施設を開設する。なお、26年3月期は売上高が382億4700万円(前の期比17.7%増)、最終利益が27億3800万円(同14.0%増)だった。自社株買いの取得期間は5月12日から9月30日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで取得する。

 イビデン<4062.T>=大幅高で青空圏舞う。同社は11日の取引終了後、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比20.1%増の5000億円、営業利益は同45.1%増の900億円、最終利益は同9.0%減の580億円を見込む。また、前期の期末配当に関して従来の予想から5円増額したうえで、今期の年間配当予想は35円(前期の年間配当は株式分割後ベースで30円)とした。AI半導体関連での主力製品の成長性が改めて意識される形となり、下落一服後に待機資金がすかさず流入した。生成AI用サーバー向けの需要が引き続き好調に推移するなか、高機能ICパッケージ基板全体の成長を見込む。26年3月期の売上高は前の期比12.7%増の4162億100万円、最終利益は同89.0%増の637億1300万円だった。保有していた豊田自動織機<6201.T>株について、TOB(株式公開買い付け)に応募したことで特別利益が発生。遊休資産やイビデンフィリピンの固定資産に関する減損損失を補う形で大幅な最終増益となった。

 サイオス<3744.T>=ストップ高人気。同社は11日取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.6倍の1億7700万円となり、通期計画4億5000万円に対する進捗率は39.3%に達した。売上高は同18.1%増の58億9500万円で着地した。グルージェントシリーズを中心としたサブスクリプション製品が順調に推移したほか、AI関連案件サービスの受注が伸長。企業向けAI実装に適した高精度な検索ソリューションに加え、セキュリティー機能が評価され、Elastic N.V.関連商品が伸びたことも寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 丸文<7537.T>=上値指向強めストップ高。11日取引終了後、配当方針を変更すると発表した。従来は「連結配当性向40%またはDOE(株主資本配当率)2.5%のいずれか高い方を目安」としていたが、この数値をそれぞれ連結配当性向は「50%」へ、DOEは「3.5%」へ引き上げる。これに伴い、27年3月期の配当予想を77円(前期50円)と増額した。これを好感した買いが膨らんでいる。なお、あわせて26年3月期連結決算を発表。売上高は2134億2500万円(前の期比1.2%増)、営業利益は77億6300万円(同15.2%減)だった。モビリティー向けや民生機器向けが底堅く推移したほか、人工衛星関連の需要が大きく伸びた。一方、代理人取引の減少や商品ミックスの変動により利益率は低下した。続く27年3月期の売上高は2250億円(前期比5.4%増)、営業利益は78億円(同0.5%増)の見通し。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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