午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利は一時2.600%に上昇し29年ぶり高水準


 13日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利が上昇)したことが円債相場の重荷となった。

 4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.8%上昇した。伸び率は市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が大きく後退した。インフレ懸念を受けた債券売りが優勢となり、米長期金利は4.46%に上昇。米原油先物相場も、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物となる6月限が1バレル=102ドル台に切り上がった。中東情勢を巡る先行き不透明感がくすぶるなかで、世界的なインフレ高進シナリオが改めて意識され、円債市場でも買い持ち高を圧縮する目的の売りが優勢となった。

 先物6月限は前営業日比33銭安の128円83銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は2.590%で推移。一時2.600%に上昇した。長期金利として1997年以来、29年ぶりの高水準となった。

出所:MINKABU PRESS


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