カナデビアが続急伸、27年3月期は営業利益2.1倍予想で13円増配へ


 カナデビア<7004.T>が続急伸している。12日の取引終了後に発表した27年3月期連結業績予想で、売上高は6400億円(前期比0.8%減)と減収を見込むものの、営業利益255億円(同2.1倍)、純利益210億円(同88.6%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比13円増の38円としたことが好感されている。

 海外での大型EPC案件の進捗により環境事業は堅調を見込むものの、事業ポートフォリオ改革の影響により、機械・社会インフラ事業、脱炭素化事業で減収を見込む。前期に計上した海外子会社による技術トラブルの一過性費用がなくなることや、社会インフラ事業で前期に発生した橋梁事業の損失縮小もあり、大幅増益となる見通しだ。

 なお、26年3月期決算は、売上高6452億2200万円(前の期比5.7%増)、営業利益121億9200万円(同54.8%減)、純利益111億3700万円(同49.6%減)だった。

 また、12日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの株式保有割合が5.44%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けた思惑的な買いも入っているようだ。保有目的は「ポートフォリオ投資及び株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は4月30日となっている。

出所:MINKABU PRESS


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