オリンパスは3日ぶり急反騰、27年3月期は最終益60~40%増を計画


 オリンパス<7733.T>は3日ぶりに急反騰している。12日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は1兆760億~1兆550億円(前期比6.5~4.4%増)、最終利益予想は1090億~955億円(同59.9~40.1%増)とした。同時に取得総数4600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.18%)、取得総額600億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これらを好感した買いが集まっている。出荷止めの影響が正常化に向かうなか、新オペレーティングモデルによるコスト削減効果の段階的な顕在化や下期における新製品投入効果などを見込む。

 26年3月期は売上高が前回予想の9980億円から1兆106億7600万円(前の期比1.3%増)、最終利益が590億~500億円から681億7200万円(同42.2%減)に上振れして着地しており、これも株価の支援材料となっている。北米市場におけるEDOF(被写界深度拡大)技術搭載スコープや内視鏡用超音波観測装置「EU-ME3」の販促活動が奏功し、売上高が前回予想を上回ったうえ、海外で所有する建物の売却益を計上した。

 自社株買いについては取得期間を今年5月13日から2027年3月31日までとし、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による市場買い付け及び東京証券取引所における市場買い付けで実施する。取得した株式は今後株式報酬などとして充当を見込む900万株を除き消却する予定。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、オリンパスは13日に3894万8300株を1株1540円50銭で買い付けた。

出所:MINKABU PRESS


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