フジクラが後場に急落、今期は最終微減益予想で失望感


 フジクラ<5803.T>が後場に急落している。同社は14日午後2時、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.1%増の1兆2430億円、営業利益は同11.8%増の2110億円、最終利益は同0.7%減の1560億円を見込む。AIデータセンター向けの光ファイバー・ケーブルや関連製品の成長期待が高い企業だっただけに、トップラインの伸びが1ケタ台で最終減益の見通しを示したことに対して失望感が広がったようだ。

 情報通信事業において光ケーブルの急速な増産により、水素などの一部の原材料調達が追いつかなくなる可能性があるとして、この影響を保守的に見込んだという。26年3月期の売上高は前の期比20.7%増の1兆1823億5800万円、最終利益は同72.5%増の1571億6300万円だった。同社は前期の期末配当について、株式分割前の水準で従来の予想から10円増額し130円(年間配当は225円)としたうえで、株式分割後の水準で前期の年間配当は37円50銭となる。今期の年間配当予想は分割後ベースで38円とした。このほか同社は3月に発表した日米における投資方針の進捗に関して開示。佐倉事業所内に約400億円を投じて新工場を建設することを明らかにした。稼働開始は30年12月を予定する。

出所:MINKABU PRESS


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