午前:債券サマリー 先物は大幅続落、世界的な金利上昇が影響


 18日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅続落。中東情勢の先行き不透明感を背景とした原油高により、インフレへの警戒感から長期金利が世界的に上昇していることが影響した。

 米国とイランの戦争終結とホルムズ海峡再開に向けた協議が難航するなか、15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸。同日の米長期金利をはじめ、英国やドイツなどの利回りも上昇したことが円債の売りにつながった。債券先物は前週末比84銭安の127円40銭で寄り付いたあとは下げ渋ったものの、各国の中央銀行は物価上昇圧力を抑えるため利上げを余儀なくされるとの見方が強まっていることから戻りは限定的。日本政府が2026年度の補正予算案の編成を検討しているとの観測も引き続き重荷となっているようだった。なお、きょうは財務省が5年債入札を実施する。

 午前11時の先物6月限の終値は、前週末比53銭安の127円71銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.800%まで上昇し、その後は前週末に比べて0.090%高い2.790%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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