東京株式(大引け)=746円安、金利上昇懸念で5日続落し6万円台割れ


 20日の東京株式市場は広範囲に売りが広がり、日経平均は大幅安で6万円台を割り込み、約3週間ぶりの安値水準に沈んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比746円18銭安の5万9804円41銭と5日続落。プライム市場の売買高概算は27億8314万株、売買代金概算は9兆5429億円。値上がり銘柄数は263、対して値下がり銘柄数は1283、変わらずは22銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米株安を受けてリスクオフの流れが加速する格好となった。前日まで日経平均は4日続落しており、朝方は突っ込み警戒感から先物主導で買い戻され、わずかにプラス圏でスタートしたが、その後は急速に下値を切り下げた。原油市況の高止まりを背景としたインフレ警戒感がくすぶるなか、世界的な金利上昇懸念が強まっている。前日に続きAI・半導体関連の主力株に売りがかさんだほか、内需株も売り込まれ日経平均は一時1200円を超える急落に見舞われる場面があった。その後はシンボルストックに位置付けられるキオクシアが頑強な値動きとなり、つれて日経平均も下げ渋った。ただ、終値で6万円台までは戻し切れず、値下がり銘柄数も全体の8割以上を占めている。売買代金は再び10兆円台を割り込んだ。

 個別では、フジクラ<5803.T>が大幅安、ソフトバンクグループ<9984.T>も売られた。東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>などが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>も下落した。三菱重工業<7011.T>、ソニーグループ<6758.T>などが値を下げ、ファナック<6954.T>、レゾナック・ホールディングス<4004.T>も下値を探った。アーレスティ<5852.T>がストップ安となり、オークマ<6103.T>、第一稀元素化学工業<4082.T>も急落。レノバ<9519.T>も大きく水準を切り下げた。フルヤ金属<7826.T>の下げも目立った。

 半面、売買代金で群を抜くキオクシアホールディングス<285A.T>が高く、古河電気工業<5801.T>も上昇した。アドバンテスト<6857.T>、イビデン<4062.T>が買われ、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、ファーストリテイリング<9983.T>なども上値を追った。UBE<4208.T>がストップ高で値上がり率首位。FIG<4392.T>が急騰、ヨコレイ<2874.T>、ワコム<6727.T>なども値を飛ばした。テスホールディングス<5074.T>が物色人気、アンリツ<6754.T>、くら寿司<2695.T>なども買いを集めている。

出所:MINKABU PRESS


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