午後:債券サマリー 先物は小反発、20年債入札後に動意 長期金利2.785%に低下


 20日の債券市場で、先物中心限月6月限は小反発した。この日実施の20年債入札が強めの結果となったことを受け、上げ幅を拡大する場面があったが、世界的な金利上昇(債券価格の下落)懸念が重荷となり伸び悩んだ。

 20年債入札は応札倍率が4.01倍となり、前回入札(4月14日)の4.82倍を下回り、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は4銭と、前回の2銭から拡大した。ただ、最低落札価格は市場の想定よりも高い水準で、旺盛な応札意欲を裏付けるものとなった。結果判明後に先物は一段高となった。

 入札後の買い一巡後は値を消す展開となった。財政悪化リスクやインフレ懸念がくすぶるなかで金利の先高観(債券価格の先安観)が根強く、先物は戻り売りに押された。日銀の早期利上げ観測が広がるなかで、中期債相場は軟調。一方、超長期債に関しては値頃感を意識した買いが入ったようだ。

 先物6月限は前営業日比5銭高の127円64銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は一時2.800%をつけた後に低下。足もとでは2.785%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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