東京株式(大引け)=3円高、一時6万6000円大台乗せも後場に値を消す


 27日の東京株式市場は前場はリスク選好ムードのなか日経平均は大きく上値を追ったが、後場中ごろから急速に値を消す展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比3円32銭高の6万4999円41銭と小反発。プライム市場の売買高概算は24億6133万株、売買代金概算は11兆643億円。値上がり銘柄数は720、対して値下がり銘柄数は790、変わらずは58銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場で半導体関連が買われた流れを引き継ぎ朝方はリスクオンの地合いだった。日経平均は一時6万6000円台半ばまで上昇し25日につけた史上最高値を大幅に上回ったが、その後は上値の重さが意識され、次第に下値を探る展開に変わった。個別株も値下がり銘柄が多く、後場に入ると一段と値を消す状況を強いられた。指数寄与度の大きいソフトバンクGが一貫して下値を切り下げる動きとなり、日経平均を押し下げる格好に。業種別では33業種中、過半の18業種が安く、銀行や不動産、建設といった内需株への売りが目立つ。TOPIXはマイナス圏で引けている。なお、全体売買代金は11兆円を上回るなど活況を呈した。

 個別では、アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>が買われたほか、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>が大幅高、ディスコ<6146.T>も上昇した。ファーストリテイリング<9983.T>も値を上げた。信越化学工業<4063.T>が買い優勢、任天堂<7974.T>もしっかり。富士通<6702.T>も上値を追った。武蔵精密工業<7220.T>が急伸をみせた。積水化成品工業<4228.T>、ダイドーグループホールディングス<2590.T>なども値を飛ばした。SHIFT<3697.T>も大幅高。

 半面、きょうも断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が続落。ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅安、古河電気工業<5801.T>の下落も目立った。村田製作所<6981.T>が値を下げ、イビデン<4062.T>、太陽誘電<6976.T>なども下値を探った。三井金属<5706.T>が安く、日東紡績<3110.T>は急落した。日本化学工業<4092.T>が値下がり率トップとなり、FIG<4392.T>も大きく利食われた。アステリア<3853.T>が急反落、日本電波工業<6779.T>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS


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