<注目銘柄>=トライアル、西友買収効果で来期も大幅増益へ


 トライアルホールディングス<141A.T>は、26年6月期業績予想が市場予想に届かなかったことなどを受けて下値模索の動きにあるが、実態面から見直し余地は大きく早晩出直りへと転じそうだ。

 九州を地盤に全国に店舗を展開するディスカウントストア大手。25年7月に総合スーパーの西友を買収したことで企業規模が大幅に拡大しており、今年5月14日に発表した第3四半期累計(25年7月~26年3月)連結決算は、売上高1兆36億円(前年同期比67.3%増)、営業利益229億4300万円(同70.4%増)と大幅増収増益となった。

 第3四半期までの業績好調を受けて、会社側では26年6月期通期業績予想について売上高を1兆3225億円から1兆3425億円(前期比67.0%増)へ、営業利益を254億円から280億円(同32.7%増)へ上方修正した。ただ、営業利益で300億円強を見込んでいた市場予想を下回ったことで失望感から売られており、5月中旬からの下落につながったようだ。

 もっとも、西友とのPMI(統合プロセス)はスピード感を持って進められており、既存店売上高は25年10月以降前年比プラスを継続。また、人件費を中心としたコストコントロールも進み、業績に好影響を与えている。調査機関によっては27年6月期営業利益400億円強を見込むところもあり、株価は早晩、こうした好実態を織り込む動きへ向かいそうだ。(温羅)

出所:MINKABU PRESS


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