1日の株式相場見通し=目先利食い優勢か、米株高と原油安を背景に下値も固い


 1日の東京株式市場は主力株を中心に目先スピード警戒感からの利益確定売りを誘い、日経平均株価は軟調な推移が予想される。前週末に1600円超の上げ幅で6万6000円台前半まで上値を伸ばし史上最高値を大幅更新したが、きょうは上値が重そうだ。一方、下値では出遅れた向きの押し目買いを誘導し、底堅さを発揮することが予想される。前週末の欧州株市場は高安まちまちだった。そのなか、独DAXはわずかにプラス圏で着地したが、気迷いムードが強い。米国とイランの間での戦闘終結に向けた動きを見守る動きとなっている。欧州全体の株価動向を示すストックス・ヨーロッパ600指数は小反発となった。米国株市場ではNYダウが3日続伸するなど強調展開が続き、最高値街道を走っている。WTI原油先物価格の下落を背景に長期金利の低下基調が続いており、景気敏感株などを中心に買いを集め全体指数を押し上げた。また、ナスダック総合株価指数は小幅ながら7連騰となり、こちらも連日の最高値更新。機関投資家が重視するS&P500指数も同じく7日続伸し最高値更新が続いている。半導体関連は跛行色が目立ったが、個別にマイクロン<MU>やセールスフォース<CRM>が値を飛ばした。名実ともに6月相場入りとなる東京市場だが、米株高や原油安は追い風材料となるも、日経平均は5月下旬以降上値追いを加速し直近7営業日で6500円あまりも水準を切り上げていることから、短期急騰の反動も意識される。なお、長期金利の低下は好材料で下値も固そうだ。

 29日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比363ドル49セント高の5万1032ドル46セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同55.14ポイント高の2万6972.62だった。

 日程面では、きょうは1~3月期の法人企業統計、5月の新車販売台数、5月の軽自動車販売台数など。海外では5月のレーティングドッグ中国製造業購買担当者景気指数、4月のユーロ圏失業率、5月の米ISM製造業景況感指数、4月の米建設支出など。なお、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアは休場。

出所:MINKABU PRESS


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