東京株式(大引け)=200円安と反落、利益確定売り優勢も後半は急速に下げ渋る


 2日の東京株式市場は主力株の一角に利益確定売りが出て日経平均は終始軟調。ただ、一時は1300円超の大幅安となったものの、後場は急速に下げ渋った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比200円09銭安の6万6734円24銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は27億4464万株、売買代金概算は12兆5012億円。値上がり銘柄数は439、対して値下がり銘柄数は1091、変わらずは33銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク回避ムードの強い地合いだった。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が8連騰を記録し5日連続の最高値更新となったほか、NYダウも最高値更新が続いていることで半導体関連を中心に追い風が意識されたものの、目先スピード警戒感からの売りが優勢となった。一時は先物主導で日経平均は6万5000円台半ばまで売り込まれたが、後場の取引で買い戻され、きょうの安値から1000円以上の戻りをみせ6万6000円台後半で大引けを迎えた。イラン情勢が依然として不透明で、景気敏感株への売りも目立つ。AI・半導体関連は長期金利の低下を背景に後半切り返す銘柄も多くなったが、個別株は値下がり銘柄数が多く全体の7割を占めた。

 個別では、3兆2000億円台という記録的な売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が後場に大きく切り返したほか、ソフトバンクグループ<9984.T>も小高く引けた。太陽誘電<6976.T>もしっかり。アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、レーザーテック<6920.T>なども買いが優勢だった。フィックスターズ<3687.T>が値上がり率トップに買われ、松屋<8237.T>、ワイエイシイホールディングス<6298.T>なども急騰した。リガク・ホールディングス<268A.T>が物色人気、ハリマ化成グループ<4410.T>も値を飛ばした。

 半面、村田製作所<6981.T>が冴えず、古河電気工業<5801.T>も下落、イビデン<4062.T>も値を下げた。三菱重工業<7011.T>が軟調、三井金属<5706.T>は大幅安に売り込まれた。トヨタ自動車<7203.T>が下落、ファーストリテイリング<9983.T>も下値を探った。日東紡績<3110.T>も大きく水準を切り下げた。このほか、FIG<4392.T>、日本ケミコン<6997.T>、武蔵精密工業<7220.T>などが急落した。

出所:MINKABU PRESS


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