キオクシアが最高値街道をまい進、SOX指数急騰を追い風に驚異的な売買代金にも着目


 キオクシアホールディングス<285A.T>が5連騰で最高値街道をまい進している。前日は前場に先物主導で軟調な値動きを強いられたものの、後場に入り強烈な実需買いが流入して大きく切り返し、結局5000円あまりの上昇で高値引けとなった。買い主体は海外投資家とみられるが、売買代金は実に1銘柄で3兆2000億円台をこなし歴代最高を記録するなど驚異的な物色人気に沸いており、きょうもその流れが続いている。

 前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.9%高と急騰し最高値を大幅更新、メモリー関連ではサンディスク<SNDK>が6日ぶりに反落したもののマイクロン・テクノロジー<MU>が3連騰で連日最高値を更新しており、東京市場でも同業態のキオクシアに追い風となっている。キオクシアは前日に、配当金を減らさずに維持するか増やす累進配当を導入する方針を明らかにし、27年3月期下期にも初配当を行うことが伝わっており、買い攻勢を助長している。大口の個人投資家も参戦しているもようで、足もとで信用買い残の増勢が続いているとはいえ、日々の売買代金を考慮すれば上値を重くする要因とはなりえない状況だ。

出所:MINKABU PRESS


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