3日の株式相場見通し=大幅反発か、米半導体株高と金利低下が追い風


 3日の東京株式市場は主力銘柄中心に買い戻される展開となり、日経平均株価は大幅反発に転じそうだ。前日は一時1300円以上も下落する場面があったが、後半は急速に下げ渋り200円安にとどまった。ただ、新安値銘柄が急増し今年最高となるなど、二極化相場の色が一段と強まっている。きょうは日経平均が切り返す過程で、新安値銘柄の数がどのくらい減少するかも注目される。前日の欧州株市場は総じて強い動き。目先大きな買い材料が出たわけではないが、米国とイランの間で戦闘終結に向けた交渉が進んでいるとの見方が買い戻しを誘い、独DAXが切り返し、仏CAC40、英FTSE100はいずれも4日ぶりに反発となった。米国株市場では建機大手のキャタピラー<CAT>が大幅高となるなど景気敏感株が買われ、NYダウが5日連続で史上最高値を更新。また、AIインフラ投資拡大への思惑が改めて強まり、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が急伸をみせたのをはじめ、半導体関連株への買いが加速した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5.9%高と値を飛ばし、投資家のセンチメントを強気に傾けている。なお、この日に発表された4月の米雇用動態調査では求人件数が約2年ぶりの高水準となったことで、労働市場の需要は引き続き旺盛との認識が広がり、ポジティブ材料となっている。東京市場では米株高を受けリスクオンの地合いが予想される。前日に急低下し追い風となった長期金利の動向や、為替市場の値動きなども注目されそうだ。

 2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比228ドル91セント高の5万1307ドル79セントと5日続伸。ナスダック総合株価指数は同7.09ポイント高の2万7093.90だった。

 日程面では、きょうは6月の日銀当座預金増減見込み。また、植田和男日銀総裁が、共同通信社が運営する「きさらぎ会」で講演を行う予定。海外では5月のレーティングドッグ中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月のADP全米雇用リポート、5月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数、4月の米製造業受注、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。なお、韓国市場とタイ市場は休場。

出所:MINKABU PRESS


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