<注目銘柄>=高砂熱、半導体やDC案件増加を見込み最高益更新へ


 高砂熱学工業<1969.T>は2月13日に年初来高値5749円をつけたあと調整局面となっていたが、5月22日安値4090円で底を打ち反発局面にある。ただ、PERは14倍台といまだ割安感が強く、上昇余地は大きそうだ。

 5月12日に発表した26年3月期連結決算は、営業利益が477億4500万円(前の期比47.3%増)の大幅増益となった。旺盛な建設需要を背景に、半導体工場やデータセンターなどの案件が増加。また、リニューアル工事の受注も増えており、これらが業績を牽引する。受注高は前の期比10.6%増の4600億円となり、繰越工事高も同9.6%増の4115億円といずれも過去最高を更新。採算を重視した受注による粗利率改善の継続も寄与した。

 この傾向は27年3月期も続いており、受注高は前期比13.0%増の5200億円と初の5000億円超えを予想。施工能力の引き上げもあり、営業利益500億円(前期比4.7%増)と連続最高益更新を予想する。前期から伸び率が鈍化するが、これは工事遅延リスクを織り込んだことや前期上期の大型工場案件の剥落の影響を保守的にみた見通しとみられる。調査機関のなかには営業利益530億円以上を見込むところもあり、上振れ期待は大きい。(仁)

出所:MINKABU PRESS


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