チエルは急落し年初来安値を連日更新、子会社で法令違反疑義が発生


 チエル<3933.T>は急落し、年初来安値を連日更新した。3日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は80億円(前期比21.8%減)、営業利益予想は5億円(同53.2%減)、最終利益予想は4億円(同39.2%減)とした。あわせて子会社において法令違反の疑義が生じたため特別調査委員会を設置したと発表しており、これらを嫌気した売りが出ている。期末一括配当予想については5円増配の23円とした。

 今期は想定以上だった前期のGIGAスクール構想需要の反動減や進路事業売却の影響があるなか、成長領域への投資を加速するため、大幅な減収減益を見込む。26年3月期は売上高が前回予想の100億円から102億2600万円(前の期比48.3%増)、営業利益は9億2000万円から10億6900万円(同57.7%増)、最終利益が5億3000万円から6億5800万円(同55.3%増)に上振れして着地した。GIGAスクール第2期の需要取り込みが堅調に推移したほか、従業員の正社員化に伴うキャリアアップ助成金及び公立学校への情報機器整備事業に関する助成金収入が子会社に計上され、前回予想を上回った。

 なお、特別調査委員会は子会社の法令違反の疑義について、事実関係の解明や発生原因の分析、連結財務諸表などへの影響の検討を進める。26年3月期の連結業績への影響は現時点では不明だという。

出所:MINKABU PRESS


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