<動意株・5日>(大引け)=AIメカ、エアロエッジ、インターメスなど


 AIメカテック<6227.T>=一時ストップ高。同社は半導体パッケージや半導体プロセスの製造システムのほか、光学系デバイス分野でも事業を展開。AI用の先端半導体関連で顧客の投資が拡大するなか、ウエハーレベルパッケージ(WLP)向けのTB/DB(テンポラリーボンダー/デボンダー)装置や、PLP(パネルレベルパッケージ)向けのTB/DB装置の受注が好調で、5月15日に発表した26年6月期第3四半期累計(25年7月~26年3月)の連結決算は売上高が前年同期比2.3倍の248億6300万円、営業利益は同23倍の42億2800万円と急拡大。営業利益の通期計画に対する進捗率は87%に上る。株価は他の半導体関連株と比べて出遅れ感が顕著で、直近まで75日移動平均線を下回って推移していた。前日の米株式市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%を超す下げとなるなかでも、マーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>やエヌビディア<NVDA>が上昇。半導体株全体では総崩れには至らず、AI半導体を中心とした株高ラリーの継続に対する期待感が根強く存在するなか、AIメカに対しては一段の上昇余地を見込んだ買いが継続し、幅広い投資マネーを巻き込む形でこの日は株高に弾みがついたようだ。

 AeroEdge<7409.T>=後場上げ幅拡大。午後1時ごろ、24年10月に発表した海外グローバル大手航空機関連メーカー向け商業用航空機関連部品の供給に関して、部品の量産を開始したと発表したことが好感されている。同件は、海外グローバル大手航空機関連メーカーとの間で、26年から36年までを供給期間とする商業用航空機関連部品の長期供給契約を締結したもの。これに伴いマシニングセンター、研削盤、特殊工程用設備及び非破壊検査装置などを中心とした約17億円の設備投資を実施するとともに、量産技術の確立ならびに品質保証体制の構築を進めてきたが、生産体制が整い、初品製造の顧客認証を取得したことから、同部品の量産を開始した。なお、同件による業績への影響は、26年6月期業績予想に織り込み済みとしている。

 インターメスティック<262A.T>=3日ぶり大幅反発。4日取引終了後、5月度の国内月次売り上げ速報を発表。Zoff事業の既存店売上高は前年同月比19.1%増と、引き続きプラス基調を維持した。テレビCMや各種プロモーション活動が奏功したほか、初夏に向けたUV関連需要の高まりが追い風となった。全店ベースでは同24.4%だった。これを好感した買いが入っている。

 トレンドマイクロ<4704.T>=物色人気に急伸。年初来高値を更新した。同社は4日、自社の法人向けブランド「TrendAI」が、米アンソロピックによるソフトウェアの脆弱性特定・対処を推進することを目的とした「Project Glasswing」に参加したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。このプロジェクトの一環として、TrendAIはアンソロピックの「クロード・ミュトス」をプレビューの段階から活用し、ソフトウェアコードのレビュー・分析を実施。これにより、サイバーセキュリティーのリサーチャーが脆弱性を迅速に発見し、協調的な情報開示、優先順位付けされた修復対応、そして脆弱性に対する仮想パッチを通じたリスク低減へとつなげることが可能になるとしている。

 スリー・ディー・マトリックス<7777.T>=一時ストップ高。この日の寄り前に、集計中の26年4月期連結業績について、売上高が従来予想の99億4400万円から108億8600万円(前の期比57.0%増)へ、営業利益が9億6100万円から13億3500万円(前の期11億5600万円の赤字)へ、最終利益が34億6600万円から41億9200万円(同25億100万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。5月19日に修正値を発表したが、その後の営業成績の確定作業で、第4四半期において特に米国で想定以上に売り上げが成長したことが要因。一方、費用の変化は僅少であったとしている。

 原発関連株=軒並み高。日本製鋼所<5631.T>と日本ギア工業<6356.T>が急反発。木村化工機<6378.T>や岡野バルブ製造<6492.T>が強い動きをみせている。政府が2040年代までに原発を最大5基、建て替える目標を掲げることが明らかになったと、国内メディアが相次いで報じており、各社の株価の刺激材料となったようだ。報道によると、総合資源エネルギー調査会の小委員会が5日に開かれ、ここで改定案が示されるという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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