東京株式(大引け)=2563円安、AI・半導体関連売られ大幅安で3日続落


 8日の東京株式市場は主力銘柄への売りがかさみ日経平均株価は続急落。前週末の米国株市場での半導体株急落の地合いを引き継ぐ格好となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比2563円52銭安の6万4024円60銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は26億4626万株、売買代金概算は11兆1007億円。値上がり銘柄数は461、値下がり銘柄数は1073、変わらずは30銘柄だった。

 きょうの東京市場は半導体関連や電子部品株、電線株などAIデータセンターのインフラに絡む銘柄群に売りが集中し、日経平均は大きく下値を探る展開となった。一時3000円を超える下落で、6万3000円台まで一気に水準を切り下げた。大引けは下げ渋ったものの2500円あまりの下落となり、6万4000円トビ台で着地した。前週末の米国株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が10%安と記録的な下げとなり、東京市場もこれに追随する格好を余儀なくされた。中東情勢も依然として不透明で投資家のリスク回避姿勢を助長した。ただ、個別株は頑強な銘柄も散見される。プライム市場全体の7割近い銘柄が値を下げたものの、前場と比較すると値下がり銘柄は減少している。業種別でも内需株を中心に33業種中10業種が上昇しており、全面安商状とはいえない状況だった。

 個別では、3兆2000億円と断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅安、売買代金2位のソフトバンクグループ<9984.T>が売られ、同3位の村田製作所<6981.T>も急落した。アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>の下げも目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが安く、日立製作所<6501.T>、レゾナック・ホールディングス<4004.T>も値を下げた。フィックスターズ<3687.T>はストップ安、リガク・ホールディングス<268A.T>、テラスカイ<3915.T>なども急落。SUMCO<3436.T>も大きく水準を切り下げた。

 半面、任天堂<7974.T>、ファーストリテイリング<9983.T>などがしっかり、東京海上ホールディングス<8766.T>も物色人気を集めた。リクルートホールディングス<6098.T>、JT<2914.T>も買いが優勢だった。FIG<4392.T>が急騰し値上がり率トップに買われ、不二製油<2607.T>、東宝<9602.T>も大幅高。ジンズホールディングス<3046.T>が値を飛ばし、住友ファーマ<4506.T>も商いを伴い上値を追った。

出所:MINKABU PRESS


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