<注目銘柄>=味の素、AI半導体パッケージングの必須材料に思惑


 味の素<2802.T>はここ全体相場の波乱に引きずられて大きく調整を入れているが、時価は75日移動平均線近辺まで水準を切り下げており、押し目買い好機と捉えたい。調味料の最大手だが、半導体関連分野でも重要なポジションを担っている。

 同社は半導体パッケージ基板用の層間絶縁材料「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」をグローバルベースでほぼ独占供給している。このABFはAIサーバーの中核であるAI半導体の製造で必須で代替が利かないことから、世界的に注目度が高い。そうしたなか、ロンドンに本拠を置くアクティビスト・ファンドのパリサー・キャピタルが同社の上位株主に入り、このABFの大幅値上げを要請している。株価は早晩リバウンドに転じる可能性があり、中期的には5月12日の上場来高値5739円奪回も視野に入ると思われる。(桂)

出所:MINKABU PRESS


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