午前:債券サマリー 先物は小反発、売り一巡後は持ち直す


 11日の債券市場で、先物中心限月6月限は小反発。中東情勢の緊迫化を背景に続落して始まったものの、売り一巡後は持ち高調整の買いなどが入り持ち直した。

 米中央軍は日本時間11日早朝、イラン国内の複数の標的に追加の攻撃を開始。これを受けてイラン軍の最高統合司令部はホルムズ海峡を閉鎖すると発表し、原油高がインフレの上振れを招くとの見方から売り優勢でスタートした。ただ、債券先物は前日比23銭安の128円46銭で寄り付いたあとは下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上。時間外取引で米長期金利や米原油先物が上昇一服となったことや、期近物から期先物へのロールオーバーに絡んだ取引などが下支えとなったようだ。日銀が「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペを通知したことも需給面での買い手掛かりとなり、午前10時30分ごろには128円76銭まで上伸する場面があった。

 午前11時の先物6月限の終値は、前日比4銭高の128円73銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ2.675%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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