東京株式(大引け)=38円高、日中乱高下も小反発で終える


 11日の東京株式市場で日経平均株価は寄り後すぐに1800円超安まで下落した後、一転して急速にリバウンドしプラス圏に浮上。そこから再び弱含む場面もあったが持ち直し、結局プラス圏に顔を出して取引を終了した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比38円00銭高の6万4217円27銭と小反発。プライム市場の売買高概算は24億1485万株、売買代金概算は11兆2563億円。値上がり銘柄数は538、対して値下がり銘柄数は987、変わらずは39銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝安後に切り返す底堅さをみせた。米国とイランの攻撃の応酬激化への警戒感から、朝方はリスク回避ムードが強まり大きく売り優勢の地合いに。前日の米国株市場で主要3指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が揃って下落したことや、時間外取引でオラクル<ORCL>が決算発表後に急落したことも投資家心理の重荷となった。しかし、売り一巡後は買い戻しの動きが台頭。日本株は前日に大きく下落していただけに値ごろ感からの買いが流入したようだ。取引時間中に、米国がイランに対する新たな攻撃を終了したと伝わったことも追い風となった。もっとも、プライム市場の6割強の銘柄が下落し、市場センチメントには依然として弱さがみられる。主力銘柄の一角が買われる形で日経平均はかろうじてプラス圏で取引を終えたが、TOPIXはマイナス圏で着地した。売買代金は引き続き活況だった。

 個別ではキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅高。東京エレクトロン<8035.T>やイビデン<4062.T>、村田製作所<6981.T>や太陽誘電<6976.T>のほか、信越化学工業<4063.T>、京セラ<6971.T>、レゾナック・ホールディングス<4004.T>が値上がりした。TOPPANホールディングス<7911.T>が急伸。味の素<2802.T>、楽天銀行<5838.T>が水準を切り上げた。NTT<9432.T>、JT<2914.T>、パナソニック ホールディングス<6752.T>がしっかり。Link-Uグループ<4446.T>がストップ高となった。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>をはじめ、TDK<6762.T>、アドバンテスト<6857.T>、住友電気工業<5802.T>、フジクラ<5803.T>が安い。ファーストリテイリング<9983.T>やトヨタ自動車<7203.T>、リクルートホールディングス<6098.T>、中外製薬<4519.T>も軟調。ANYCOLOR<5032.T>がストップ安と急落した。

出所:MINKABU PRESS


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