ラクーンHDは大幅続落し年初来安値を更新、今期は営業益55%減・5円減配を計画


 ラクーンホールディングス<3031.T>は大幅続落し、年初来安値を更新した。11日の取引終了後、26年4月期の連結決算の発表にあわせて、27年4月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は75億円(前期比14.1%増)、営業利益予想は6億円(同54.6%減)とした。年間配当予想は中間・期末各11円の合計22円(前期は27円)を見込んでおり、これらを嫌気した売りが出ている。今期は同時に開示した29年4月期を最終年度とする中期経営計画の初年度に当たり、EC事業及びフィナンシャル事業で大規模な先行投資を実施することから、大幅減益の見通しになった。

 中計では29年4月期に売上高103億円(26年4月期は65億7400万円)、営業利益20億円(同13億2000万円)の達成を目指す。投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京都港区)との連携のもと、各サービスの顧客をグループ共通の顧客にする取り組みやグループサービスの増加を進める。なお、ラクーンHDは昨年6月に28年4月期を最終年度とする中期経営計画(26年4月期~)を公表していたが、同年11月にアドバンテッジパートナーズと事業提携契約を締結したことを踏まえ、今回発表した新しい中計を策定した。

 また、ラクーンHDはあわせて新サービスの提供を発表。子会社のラクーンフィナンシャルが6月に年商1億円以下の法人・個人事業主を対象とする売掛金保証サービス「URIHOmini」(ウリホミニ)、8月に法人向け与信審査サービス「BizCheck」(ビズチェック)の展開を始める。加えて、同じく子会社のラクーンコマースは7月に、運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の出展企業が既存取引先からの受注をウェブで一本化できるサービス「SDダイレクト」の提供を開始する。

出所:MINKABU PRESS


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