<動意株・16日>(前引け)=テラドローン、北川精機、ジーデップ


 Terra Drone<278A.T>=物色人気にストップ高。15日取引終了後、ウクライナの迎撃ドローン企業「アメイジング・ドローンズ」と「ウィニーラボ」の買収を発表した。欧州の防衛事業拠点として新設したエストニア子会社の傘下に2社を置き、連結孫会社とする。テラドローンは2社の持ち分を取得することを今春に発表していたが、その際は持ち分比率を明らかにしておらず、今回50%の持ち分を保有していることを明らかにした。また、ウクライナの固定翼型無人航空システムメーカー「ベソマー」との間で合弁会社設立に向けた準備を始めることも発表した。27年1月期中の設立を予定する。出資比率は非開示。この合弁会社を通じて偵察用ドローン「Terra C1」をはじめとする無人航空システムや防衛ソリューションの提供・開発を行う。これらの適時開示が材料視されているようだ。同時に発表した第1四半期(2~4月)連結決算は、売上高が10億1000万円(前年同期比6.6%増)、営業損益が4億3400万円の赤字(前年同期2億8300万円の赤字)だった。あわせて、新株予約権の発行で約145億円(手取り概算額)を調達することを明らかにした。

 北川精機<6327.T>=大幅続伸。5日・25日移動平均線が3500円近辺で絡み合いゴールデンクロスを目前に捉えるが、この両移動平均線を一足先にマドを開け上放れ戻り足を鮮明としている。同社はプリント基板の真空プレス機を主力製品として手掛け、特にAIサーバー向け銅張積層板(CCL)成形用真空大型プレス機への引き合いが高水準で収益を押し上げている。26年6月期営業利益は前期比30%増の8億1000万円と高変化を見込むが、市場では進捗率を考慮して増額修正余地が大きいとの見方が強い。場合によっては08年6月期の営業利益8億7300万円を上回り、18期ぶりの過去最高利益更新となる可能性も意識されているもようで、時価は調整十分で値ごろ感からの買いを誘導している。

 ジーデップ・アドバンス<5885.T>=底値圏から急浮上。人工知能(AI)領域でハード・ソフト(ソリューション)両分野の開発を手掛けるが、業績は絶好調に推移している。米半導体大手エヌビディア<NVDA>のエリートパートナーとして存在感を示すほか、マクニカホールディングス<3132.T>と連携してAIロボットの開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供を行うなど、フィジカルAI関連の一角としてもマーケットで認知されている。そうしたなか、15日取引終了後に26年5月期業績の修正を発表、営業利益は従来予想の10億円から11億1700万円(前の期比33%増)に増額しており、年間配当も従来計画に8円上乗せし44円とすることを発表した。営業利益、配当ともに前期2度目の上方修正で、これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金を呼び込んでいる。

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出所:MINKABU PRESS


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