<注目銘柄>=守谷輸送機、業績上振れ期待で株価は本格反騰へ


 守谷輸送機工業<6226.T>は、底値圏からの離脱を志向しているものの、その動きはまだ緒に就いたばかりであり、ここからの上昇余地は大きそうだ。

 同社は荷物用のオーダー型エレベーター業界最大手。荷物用エレベーターは耐久性、堅牢性、結露対策などで乗用に比べてより厳しいスペックが求められるのが特徴で、同社は自社ブランドエレベーターの設計・開発・製造・据付・保守・修理までをワンストップで提供している。

 5月11日に発表した26年3月期決算は、営業利益が60億7100万円(前の期比48.3%増)と大幅増益となった。受注高(船舶用を除く)は物流施設の需要に一服感があり127億1200万円(前の期比5.4%減)となったものの、半導体などの工場、データセンター、冷凍冷蔵倉庫などの高付加価値案件の需要が増加しており堅調を持続。設置台数が新規設置419台(同6.9%増)、保守・点検契約台数も7727台(同3.8%増)と増加した。

 27年3月期は、資材価格高騰や技術労働者不足の影響から建築計画の先送りなどが予想されるため、新設エレベーターの着工台数の減少を見込むものの、期首受注残高が183億6300万円(前年同期比12.1%増)と過去最高に積み上がっているほか、大型化・ハイスペック化による単価上昇もあり受注高の増加が期待できる。会社側では、船舶用や入れ替え、修理案件の増加を想定し営業利益62億5000万円(前期比2.9%増)を見込むが、やや保守的とみられており、上振れを予想する見方が多い。(温羅)

出所:MINKABU PRESS


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