17日の株式相場見通し=反落か、米半導体株安受け目先利食い優勢に


 17日の東京株式市場は強弱観対立の中も日経平均の上値は重く、6万9000円台近辺で軟調な推移が予想される。前日は日銀の金融政策決定会合の結果発表を受け、一気に上値指向を強め待望の7万円台にタッチする場面があった。しかし、その後は目先達成感からの売りがかさみ、小幅な上昇で着地した。AI・半導体関連は相変わらず強さを発揮しているが、テーマから外れたその他銘柄への調整圧力が拭えず値下がり銘柄数が7割を占めていた。前日の欧州株市場は高安まちまちながらGDP上位国の市場は総じて堅調だった。米国とイランの間で交渉が進展し戦闘終結で合意したことを受け、原油先物価格が連日の大幅安となり、これを背景に欧州各国の長期金利が低下し株式市場には追い風となった。米国株市場でも景気敏感株や消費関連株などを中心に買いが入りNYダウの上値追いが続いている。ダウは連日の最高値更新となり、一時初の5万2000ドル台に乗せる場面があった。ただ、一方で半導体関連株には利益確定の動きが顕在化した。アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>やインテル<INTC>、マイクロン・テクノロジー<MU>といった主力級の銘柄が軒並み大幅安となり、ナスダック総合株価指数は1%を超える下落となった。なお、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5.7%安と急反落した。東京市場では米半導体株安を受け、同関連株への利食い急ぎの動きを誘発する可能性がある。FOMCの結果発表とウォーシュFRB議長の記者会見を日本時間18日未明に控え、買い向かう動きも限定的となりそうだ。

 16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比328ドル64セント高の5万1999ドル67セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同307.60ポイント安の2万6376.34だった。

 日程面では、きょうは4月の機械受注、5月の貿易統計、5月の訪日外国人客数など。海外ではスウェーデン中銀、ブラジル中銀などが政策金利を決定、5月の英消費者物価指数(CPI)、5月の米小売売上高、5月の米仮契約住宅販売指数、4月の米企業在庫など。また、FOMCの結果公表とウォーシュFRB議長の記者会見が注目される。

出所:MINKABU PRESS


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