午後:債券サマリー 先物は反落、年内の米利上げ観測が強まる


 18日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの見方が強まり、前日の米長期相場が下落(金利は上昇)した流れが波及した。

 17日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は4会合連続で据え置かれたが、あわせて公表された政策金利見通し(ドットチャート)では多くのFOMCメンバーが年末までに利上げが必要になると予想。金融引き締めに前向きな「タカ派」と受け止めた前日の米債券安が円債の売りを促し、債券先物は朝方に一時127円89銭まで軟化した。その後は時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことを手掛かりに128円16銭まで持ち直す場面もあったが、米金利の先高観から買いは続かず。また、日経平均株価の大幅高が重荷となった面もあった。この日に日銀が実施した国債買いオペの結果は、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が1.79倍(前回は2.22倍)となるなど売り意欲の乏しさが示されたが、相場をプラス圏に押し上げるまでには至らなかった。

 先物9月限の終値は、前日比14銭安の128円03銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.020%高い2.615%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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