来週の為替相場見通し=日本の通貨当局による実弾介入はあるか


 来週のドル円相場は、2024年7月の高値161円96銭が視野に入っていることから口先介入だけでなく実弾介入を意識した展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=159円80銭~162円50銭。

 17日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は4会合連続で据え置かれたが、あわせて公表された政策金利見通し(ドットチャート)では多くのFOMCメンバーが年末までに利上げが必要になると予想。一方、日銀は16日まで開いた金融政策決定会合で0.25%の利上げに踏み切ったものの、追加利上げに関する強いメッセージがなかったことから日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすくなっている。

 こうしたなか注目は、日銀が24日に公表する今月15~16日開催分の日銀会合の「主な意見」と、同日に予定されている全国信用金庫大会における植田和男総裁の挨拶(植田総裁は入院中のため、氷見野良三副総裁が代読する見通し)。「主な意見」では、欠席により書面で意見を提出した植田総裁の見解から次回利上げの可能性などを見極めることになりそうだ。

 また、米連邦準備理事会(FRB)の今後の政策を占う意味で米経済指標への関心も高く、来週は23日に6月の購買担当者景気指数(PMI)速報値と6月のリッチモンド連銀製造業指数、24日に5月の新築住宅販売件数、25日に5月の個人消費支出(PCEデフレーター)と1~3月期の実質国内総生産(GDP)確定値、26日に6月のミシガン大学消費者態度指数・確報値など。国内では24日に5月の企業向けサービス価格指数、26日に6月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表される。

出所:MINKABU PRESS


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