<動意株・23日>(前引け)=ヌーラボ、SMK、HPCシス


 ヌーラボ<5033.T>=3日ぶり急速切り返しで新高値。同社はプロジェクト管理ツールを提供し企業の業務円滑化を支援するが、27年3月期業績はAI機能を搭載した管理ツールが需要を捉え急回復が見込まれている。会社側では営業利益段階で前期比84%増の6億5000万円を予想しているが、なお保守的との見方は根強く増額修正の可能性が意識されている。そうしたなか、22日取引終了後に同社は28年度を最終年度とする中期経営計画を策定したことを発表した。数値目標としては29年3月期の営業利益段階で18億円を掲げており、これは前期実績比で5倍強の高水準ということもあって、投資資金を強く誘導する材料となっている。

 SMK<6798.T>=売り物薄のなかリバウンド局面に移行。コネクターやスイッチを主力に手掛ける電子デバイスメーカーで、車載向け需要獲得に傾注するが業績は足もと回復色が鮮明、株主還元にも抜かりなく配当利回りは3%を超えている。そうしたなか、アクティブ系資産運用ファンドであるfundnoteが同社株を買い増す動きにあり、22日に提出した変更報告書でfundnoteの同社株保有比率が8.72%から9.80%に高まったことが判明した。保有目的は「投資信託の信託財産の運用のため保有」とし、「スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す」方針を示す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合があるとしており、これを受けて同社株の中期的な株式価値向上に向けた思惑が株価を押し上げている。

 HPCシステムズ<6597.T>=思惑人気にストップ高。トランプ米大統領が22日、量子コンピューターの開発推進と、量子コンピューターを利用したサイバー攻撃から政府システムを保護するための取り組みに関する大統領令に署名した。これを受けて株式市場において量子コンピューター関連株に対する注目度が高まり、科学・工学用高性能コンピューターのソリューションを展開し、関連銘柄の筆頭格として位置づけられるHPCシスに思惑的な資金が流入した。

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出所:MINKABU PRESS


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