23日の株式相場見通し=頑強な地合いが続く、米半導体株高は追い風材料に


 23日の東京株式市場は強弱観対立のなかも日経平均は7万2000円台で頑強な値動きが予想される。前日まで直近8連騰を記録し史上最高値更新が続いている。8連騰は23年9月以来約2年半ぶりということだが、その値幅の大きさも特筆され合計8100円超に達している。さすがに短期的には過熱感が極まっており、AI・半導体関連株などへの利益確定売り圧力も想定されるところ。しかし、下値では機関投資家の“持たざるリスク”を背景とした押し目買い需要が旺盛で容易に調整局面には移行しない。きょうもそうした買い意欲の強さを映した地合いが継続しそうだ。前日の欧州株市場は高安まちまちであった。そのなか、独DAXは反発、米国とイランの間で戦闘終結に向けた交渉が進展しているとの見方が根強い買いを誘った。一方、米国株市場ではNYダウが続伸したものの、ナスダック総合株価指数は反落し、足もとで上値の重さが意識されている。この日はアルファベット<GOOGL>が5%安と大きく下値を探り全体の足を引っ張った。ただ、ハイテク株には値を下げる銘柄が多くなったが、半導体セクターはマイクロン・テクノロジー<MU>やインテル<INTC>が大幅高に買われたほか、総じて強さを発揮した。きょうの東京市場でも米半導体株高はプラスに作用しそうだ。また、為替市場では1ドル=161円90銭台まで円安が進行、その後は介入警戒から乱高下したが39年ぶりの円安水準にあり、これも半導体関連など輸出セクターには追い風となりやすい。

 22日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比148ドル01セント高の5万1712ドル71セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同351.33ポイント安の2万6166.60だった。

 日程面では、きょうは5年物国債の入札、5月の食品スーパー売上高、消費者物価のコア指標など。海外では、6月の英購買担当者景気指数(PMI)速報値、6月の独PMI速報値、6月の仏PMI速報値、6月のユーロ圏PMI速報値、6月の米PMI速報値(S&Pグローバル調査)など。

出所:MINKABU PRESS


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