アンリツが急速人気化、AIデータセンター光関連の出遅れ株で海外資金の攻勢観測◇


 アンリツ<6754.T>が全体軟調相場に逆行してマドを開けて買われる展開。AI・半導体関連銘柄の一部に利益確定売り圧力が顕在化するなか、相対的に出遅れ感のあった同社株に物色の矛先が向いた。市場では「きょうは光ファイバー関連で先駆した古河電気工業<5801.T>が海外筋とみられる売りで大きく値を崩したが、AIインフラに絡むオプトエレクトロニクス周辺で出遅れるアンリツに一部資金シフトの動きが出ているようだ」(中堅証券ストラテジスト)という。同社株は6月3日につけた最高値4855円からは10%強下押した水準にあったことで、値ごろ感が意識された。

 AIデータセンター建設ラッシュで超高速・大容量通信需要が飛躍的に伸びているが、つれてアンリツの光トランシーバー需要も急増しており、買いの拠りどころとなっている。業績も27年3月期は営業利益段階で前期比35%増の200億円を見込んでいるが保守的とみられ、大幅増額余地が指摘されている。また、直近では今月7日から12日まで米国マサチューセッツ州ボストンで開催されたIMS2026で次世代新製品(VNA)を発表、これはマイクロ波ネットワーク解析において付加価値を高めた製品で、航空宇宙や半導体分野でも活躍が見込まれるという。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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