明日の為替相場見通し=米物価指標でインフレ加速が示されるかが焦点


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する5月の米個人消費支出(PCEデフレーター)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=161円00銭~162円50銭。

 17日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて年内の米利上げ観測が高まるなか、市場の関心は日本時間今晩に発表される米PCEデフレーターに集まっている。コア指数は前月比、前年同月比ともに加速が予想されており、米利上げ観測を裏付けるものとなればドル買いが活発化しそうだ。

 ただ、日本の通貨当局による円買い介入への警戒感が上値を抑えそう。ベッセント米財務長官と片山さつき財務相が22日に会談したことから米協調介入も意識されている。また、ホルムズ海峡で船舶の航行が正常化するとの見方から原油価格の先高観が和らぎ、日本の貿易収支の悪化懸念が後退していることも円の支援材料となる。

 なお、今晩には米個人消費支出のほか、5月の米耐久財受注、1~3月期の米国内総生産(GDP)確定値、前週分の米新規失業保険申請件数が発表され、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演も予定されている。

出所:MINKABU PRESS


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