米外為市場サマリー:一時161円98銭と39年半ぶりの水準まで上伸


 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=161円94銭前後と前週末と比べて20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=184円97銭前後と同80銭強のユーロ高・円安だった。

 米中央軍が27日に複数のイラン軍事施設を空爆したと発表し、イランのイスラム革命防衛隊は28日にクウェートとバーレーンの米軍施設を攻撃したと表明するなど、中東情勢を巡る先行き不透明感から「有事のドル買い」が先行。また、共同通信が「政府が7月に策定する経済財政運営の指針『骨太方針』に、経済成長の実現に向け『適切な金融政策運営が行われることも非常に重要だ』と明記する方針を固めたことが27日分かった」と報じ、日銀による早期の利上げ観測が後退していることで円が売られやすい面もあった。日米金利差の開いた状態が続くとの見方に加え、29日の米株式市場が上昇したことがドル買い・円売りを促し、ドル円相場は一時161円98銭と39年半ぶりの水準まで上伸した。一方、月末・四半期末を前にポジション調整とみられるユーロ買い・ドル売りが優勢で、対円でもユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1422ドル前後と前週末と比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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