1日の株式相場見通し=強調展開続く、米株に追随し半導体関連買い戻しに弾み


 1日の東京株式市場は日経平均株価が上値指向を継続、7万1000円台を目指す動きが予想される。ここ荒れた値動きが続いているが、名実ともに7月相場入りとなるなか、機関投資家の四半期末のリバランス売り一巡から上値が軽くなる可能性がある。前日の欧州株市場は高安まちまちながらドイツやフランス、英国など主要国の株価は総じて強調展開をみせた。ドイツではAI周辺株に買いが集まり、半導体大手インフォニオンテクノロジーズなどが上昇し、投資家心理を強気に傾けた。独DAXが1.5%高と大きく切り返したほか、欧州主要600社の株価で構成されるストックス600指数は最高値を更新した。

 米国株市場でもリスク選好の地合いが続きNYダウは続伸、連日の最高値更新と気を吐いた。半導体セクターへの買い戻しに拍車がかかり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は400ポイント近い上昇で25日移動平均線との下方カイ離を一気に解消している。個別ではアナリストの目標株価引き上げがあったアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が7.7%高と大きく買われたほか、サンディスク<SNDK>も10.9%高と値を飛ばし、市場センチメント改善に貢献した。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅高で6月22日以来の1万4000大台を回復。SOX指数の四半期ベース(4~6月)での上昇率は過去最高水準である87%に達した。米国でAI関連や半導体関連が大きく買われたことは、きょうの東京市場でも追い風材料となりそうだ。韓国や台湾市場の動向なども横目に、どこまで上値を伸ばせるかが注目される。

 30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比136ドル46セント高の5万2319ドル20セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同393.57ポイント高の2万6213.71だった。

 日程面では、きょうは6月の日銀全国企業短期経済観測(日銀短観)、6月の消費動向調査、6月の新車販売台数(自販連)、6月の軽自動車販売台数(全軽自協)など。海外では6月のレーティングドッグ中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、6月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値、6月のADP全米雇用リポート、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、5月の米建設支出など。

出所:MINKABU PRESS


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