2日の株式相場見通し=反落か、米半導体株安を受け再び調整場面に


 2日の東京株式市場は日経平均株価が反落する公算が大きい。前日の欧州株市場ではドイツのDAXが小幅プラスとなった一方、フランスのCAC40はマイナスで着地。英国のFTSE100も値下がりした。欧州各国の軟調地合いが目立つなか、これに続く米国株市場では主要3指数が揃って下落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6%を超える大幅安となった。同日に米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が欧州中央銀行(ECB)主催のフォーラムに参加し、「過去4週間でインフレリスクは低下している」と述べた。また、6月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)が53.3と、高水準だった前月(54.0)から鈍化したことも背景に早期の米利上げ観測が後退。全体相場はプラス圏で推移する時間帯もあったが、またぞろAIの過剰投資不安が再燃し、次第に売りが優勢となった。米著名投資家によるAI関連株への空売りが明らかとなったことも重荷となった。これを受け、きょうの東京市場でも値がさの半導体関連株に利益確定の動きが広がり、再び調整場面を迎えそうだ。日経平均は7万円を割り込む展開が想定される。

 1日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比13ドル96セント安の5万2305ドル24セントと反落。ナスダック総合株価指数は同173.69ポイント安の2万6040.03だった。

 日程面では、きょうは6月のマネタリーベース、週間対外及び対内証券売買契約等の状況のほか、10年債入札など。海外では5月のユーロ圏失業率、6月の米雇用統計、週間の米新規失業保険申請件数、5月の米製造業新規受注、5月の米耐久財受注など。なお、独立記念日の振替休日の前日で米債券市場は短縮取引となる。

出所:MINKABU PRESS


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