午後:債券サマリー 先物は大幅続落、10年債入札結果「弱め」 長期金利2.770%に上昇


 2日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことが重荷となった。この日、日本の財務省が実施した10年債入札が「弱め」の結果と受け止められると、午後に下げ幅を拡大した。

 10年債入札の応札倍率は3.13倍となり、前回入札の3.53倍を下回った。最低落札価格と平均落札価格の差となるテールは20銭となり、前回入札の5銭から拡大。テールの拡大は需要の乏しさを反映する。クーポンが2.4%から2.7%に切り上がった入札であったが、応札ニーズが市場の想定ほど高まらなかったことを受けて、先物に売り圧力が加わった。6月30日に政府が示した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案で、財政の「健全化」の文言がなくなったことを背景に、国内の財政悪化リスクが意識されるようになり、債券に対して買い控えムードが広がっていた。新発30年債利回りは上昇(債券価格は下落)し、再び4%台に乗せた。

 先物9月限は前営業日比37銭安の127円18銭で終えた。この日まで新発債となる10年債利回り(長期金利)は同0.065ポイント高い2.770%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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