アサカ理研、三井海洋などレアアース関連が動兆しきり、対中国レアアース規制で国際連携の動きに再注目◇


 アサカ理研<5724.T>が大幅高で一時8%高の2907円まで駆け上がったほか、三井海洋開発<6269.T>も8%の急伸をみせ1万円大台を回復、東洋エンジニアリング<6330.T>も上値指向を強めるなどレアアース関連株への買いが目立ってきた。

 レアアースは電子機器や磁石、触媒などの先端製品にごく少量を加えることによって、その性能を劇的に向上させる効果を持つ高付加価値材料で、急成長する生成AIのインフラ構築でも重要な役割を担う。しかし、中国が世界のレアアースの約70%を生産しているほか、埋蔵量も世界の約半分が中国国内に存在しているとみられており、サプライチェーンリスクが常に意識されてきた。高市早苗首相は、このレアアースの確保に国策として取り組む姿勢をみせている。前週2日に高市首相はインドのモディ首相と経済安全保障協力に関する日印共同宣言を発表。半導体や重要鉱物、クリーンエネルギーなど5分野を優先的に位置付け協力を推進する構えを明示した。そのなか、レアアースに関しては輸出規制によって他国に圧力をかける中国を念頭に置き懸念を共有した。こうした政治的な動きを背景に関連銘柄への投資資金還流を促している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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