キオクシアに思惑錯綜、第10世代NANDメモリー出荷開始で投資資金の再攻勢誘発も売り圧力強い


 キオクシアホールディングス<285A.T>は思惑錯綜のなか方向感が見えにくい展開に。出遅れた向きの買いが観測される一方、戻り売り圧力も拭えず8万円台で強弱観を対立させている。前週末3日は朝安後に大きく切り返し大陽線を形成、結局9%あまりの急上昇で取引を終え、目先底入れの動きを示唆していた。中期波動の分水嶺である25日移動平均線を再び上回れるかどうかが注目される。

 同社は前週末3日に岩手県の北上工場で半導体メモリーの次世代品(第10世代NAND型フラッシュメモリー)の出荷を開始したことを発表した。世界的な建設ラッシュとなっているAIデータセンター向けに処理速度を高めた製品で需要に対応していく構えだ。北上工場の第2製造棟でサンプル出荷を始め、来年量産体制に入る計画だ。これが、同社株の新たな刺激材料として一部投資マネーの食指を動かした。

出所:MINKABU PRESS


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