トヨタが上値指向鮮明、歴史的な円安局面で見直し買いに点火


 トヨタ自動車<7203.T>が3連騰、上値指向鮮明で底値離脱を明示している。東京株式市場ではAI・半導体関連株への戻り売り圧力が拭えないなか、これまで放置されてきたバリュー株シフトの動きが太い流れを形成しつつある。自動車業界の盟主である同社株はその象徴で、PER11倍台、PBRは0.8倍台と割安感が際立っている。外国為替市場ではドル買いの動きが加速し、前週に1ドル=162円台後半までドル高・円安が進むなど、輸出セクターの中でも為替感応度がずば抜けて高い同社株に強力な追い風となっている。配当利回りも3.4%台と高く、インカムゲイン狙いの足の長い資金も流入しているもようだ。また、直近ではきょう発表された6月の車名別新車販売台数で、首位が「ヤリス」、2位が「ライズ」、3位が「シエンタ」と上位3傑をすべてトヨタの車種で占めており、車種は異なってもトヨタ車が上位を独占するケースが頻繁化していることで、改めて同社の評価につながった面もあるようだ。

出所:MINKABU PRESS


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