7日の株式相場見通し=頑強な値動き、米株高受け7万円台回復か


 7日の東京株式市場は売り買い交錯の地合いが予想されるなかも、日経平均株価は頑強な値動きで7万円台を回復する動きとなりそうだ。前日は朝安後に下げ渋り6円安とわずかな下げにとどめたが、特筆すべきはTOPIXで6連騰を記録し、史上最高値を更新している。一部バリュー株への資金シフトが観測されており、きょうはこの流れが続くかどうかも注目される。前日の欧州株市場は高安まちまちで、ドイツの主要株価指数であるDAXは小幅ながら5日続伸し連日で最高値を更新したが、フランスのCAC40や英国のFTSE100などは軟調だった。7~8日の日程で開催されるNATO首脳会議を前に、独ラインメタルなど防衛関連株に買いが向かった。

 一方、3連休明けとなった米国株市場では一部半導体関連株に買い戻しの動きが強まり、全体相場を押し上げた。NYダウは続伸し史上最高値を更新、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに切り返し、上昇率は1%を超えダウを上回った。半導体株への資金還流は、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>がアナリストの目標株価引き上げに伴い一時10%強の上昇をみせたことなどが背景にある。ただ、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落したほか、エヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>などの上げも限定的で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日ぶりに切り返したとはいえ、上昇率は2%強にとどまっている。東京市場では米半導体株高をどの程度好感するかは未知数だが、25日移動平均線を巡る攻防となっているキオクシアホールディングス<285A.T>の値動きなどがカギを握る。今週は国内で主要企業の決算発表が相次ぐことで、これを横にらみに好業績銘柄に対する関心も高まりそうだ。

 6日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比155ドル84セント高の5万3055ドル91セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同288.48ポイント高の2万6121.16だった。

 日程面では、きょうは5月の家計調査、5月の毎月勤労統計、6月上中旬の貿易統計、30年物国債の入札、5月の景気動向指数(速報値)など。海外では北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(~8日)、5月の米貿易収支、米3年物国債入札など。

出所:MINKABU PRESS


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