22日の株式相場見通し=続伸、欧米株全面高で半導体の上昇も追い風に


 22日の東京株式市場は前日に続いて日経平均株価は上値指向となり、6万円台後半から6万7000円台回復を視野に入れる展開が想定される。前日の欧州株市場では投資家心理が強気に傾き、ドイツやフランスなどGDP上位国をはじめ文字通りの全面高様相となった。再び緊迫の度合いを強める中東情勢などが各国市場の上値を重くしているが、アジア時間に日本や韓国、台湾などが揃って大きく上昇した流れを引き継いで半導体関連株などに買いが向かい全体相場を牽引した。米国株市場でも主要株価3指数が揃って高く、ナスダック総合株価指数が1.3%高に買われるなどハイテク株を中心に投資資金が流入した。個別にマイクロン・テクノロジー<MU>が12%高と急騰を演じるなど、半導体メモリー関連の上昇が目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も5%超の上昇と戻り足を鮮明としている。このほか、スリーエム<MMM>が決算発表を受け大きく買われるなど、消費関連株にも物色の矛先が向かった。きょうの東京市場では欧米株全面高を受け、リスクオフの巻き戻し局面が続きそうだ。トランプ米大統領が欧州や日本などを対象に新たな関税措置をとる方針にあることが一部で報じられているほか、目先為替市場で円安が加速していることなどは注意が必要となる。円安は輸出セクターにはプラス材料だが、日銀の利上げ思惑を高める背景となるだけにマーケットへの影響を見極めたい。
  
 21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比385ドル38セント高の5万2224ドル64セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同329.13ポイント高の2万5837.20だった。

 日程面では、きょうは6月の貿易統計、40年物国債の入札、6月の全国スーパー売上高など。海外では、6月の英消費者物価指数(CPI)、インドネシア中銀による政策金利発表、米20年物国債の入札など。個別にはテスラ<TSLA>、アルファベット<GOOGL>、IBM<IBM>など米ビッグテックの4~6月期決算が発表される。

出所:MINKABU PRESS


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