<動意株・29日>(前引け)=コメリ、マイクロ波、カプコン


 コメリ<8218.T>=上昇加速で年初来高値を更新。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1146億4600万円(前年同期比4.9%増)、営業利益108億8300万円(同8.8%増)、純利益72億4300万円(同5.2%増)と増収増益で着地したことが好感されている。中東情勢の影響から、ポリ袋や農業用フィルムなどの石油由来商品の需要が拡大したほか、価格高騰懸念から建築資材の販売が堅調に推移した。また、「エアコン2027年問題」を背景にエアコンや関連部材の販売も伸長し、新関西センター稼働に伴う減価償却費増を吸収した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高4008億円(前期比4.0%増)、営業利益240億円(同4.1%増)、純利益150億円(同2.4%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を220万株(自己株式を除く発行済み株数の4.65%)、または88億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。

 マイクロ波化学<9227.T>=一時ストップ高。同社は28日取引終了後、独自のマイクロ波を制御するノウハウを応用し、これまで活用が困難とされていた開放空間で利用できるマイクロ波技術と、この技術を用いた装置を開発し、特許を出願したと発表。これが材料視されているようだ。想定される利用シーンは「複雑な構造物の搬送プロセスでの効率的な加熱」「大型建造物の加工・処理」「特定箇所の非破壊検査やセンシング」「ロボットアーム、ドローン、3Dプリンターと組み合わせた新たな製造・補修技術」などで、対象となる主な分野はエレクトロニクス・半導体、モビリティ・自動車、社会インフラ。同社は今後、この技術を用いた共同開発パートナー企業との協業を推進し、幅広い産業のプロセス革新につなげるとしている。

 カプコン<9697.T>=大幅高で4連騰。4000円台に乗せ年初来高値を更新した。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高704億1000万円(前年同期比54.7%増)、営業利益410億5400万円(同66.9%増)、純利益291億5900万円(同69.2%増)と大幅増益となったことが好感されている。主力のデジタルコンテンツ事業で4月に発売した完全新規IP「プラグマタ」が発売直後から好評を博し、全世界販売本数250万本を突破したことが寄与した。また、リピート作で「バイオハザード」シリーズの最新作が引き続き幅広いユーザーから支持を集めるとともに、価格施策により同シリーズの過去作販売も続伸。期中の販売本数は2381万本と前年同期の1416万本を大きく上回った。27年3月期通期業績予想は、売上高2100億円(前期比7.5%増)、営業利益830億円(同10.2%増)、純利益580億円(同6.3%増)の従来見通しを据え置いている。

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出所:MINKABU PRESS


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