<注目銘柄>=TKP、第1四半期決算好調で通期業績の上振れに期待


 TKP<3479.T>の株価は6月4日安値1457円を底に反発基調に入っているが、2月9日につけた年初来高値2425円からの下落局面に対する戻りは半値にも満たずまだ緒に就いたばかり。7月15日に発表した第1四半期(3~5月)決算が好調だったこともあり、今後は戻りを試す動きが期待できそうだ。

 第1四半期決算は、売上高346億900万円(前年同期比41.5%増)、営業利益25億5300万円(同41.8%増)と大幅増益となり、第1四半期として過去最高を更新した。各セグメントが順調に推移したものの、特に注目はフレキシブルオフィス事業で有効面積を拡大するなかでも1坪当たり売上高が前年同期比4.0%増の5万902円と高水準で推移したことだ。会議やセミナー、研修などを対面で実施する需要が引き続き高まっていることで稼働が好調に推移したことが要因。同事業では今年3月にレンタルオフィス「CROSSCOOP」を取得したことも今後の事業拡大に大きく寄与しよう。

 また、ホテル事業では3月にアパホテル2棟を開業したが、アパグループの15万室展開目標に伴う資産入れ替えなどから今後も取得余地が大きいことや、婚礼2社を統合したオンザページ事業でシナジー発現により組単価が伸長していることなども、今後の業績拡大への貢献が期待できる。会社側の27年2月期通期業績予想は、売上高1460億円(前期比27.7%増)、営業利益110億円(同6.7%増)の従来見通しを据え置いたが、営業利益120億円台乗せを見込む調査機関もあり、上振れに期待。更に来期は同150億円乗せの可能性も高まってきた。(温羅)

出所:MINKABU PRESS


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