午後:債券サマリー 先物は大幅反落、長期金利は2.795%に上昇


 30日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)は29日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の大方の予想通り政策金利を据え置いた。ウォーシュ議長の記者会見において、物価情勢に関して「必要かつ適切な場合、躊躇せずに行動を起こす」との認識を示したものの、市場のインフレ懸念が根強いなかで、金融政策が後手に回るリスクが意識され、米長期金利は上昇。円債相場の重荷となった。

 財務省が30日実施した2年債入札は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は7厘で、前回(6月30日)の5厘から拡大。応札倍率は3.63倍となり、前回の4.82倍を下回った。市場では無難との受け止めがあったが、先物は後場に下げ幅を拡大した。原油相場の先高観がくすぶるなかで、買い向かう姿勢は限られた。

 先物9月限は前営業日比47銭安の127円01銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は2.795%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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