午前:債券サマリー 先物は続落、日銀の早期利上げ観測などで売り優勢


 12日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。日銀の早期利上げ観測が強まっていることに加え、中東情勢の先行き不透明感を背景とした米原油先物相場の上昇が重荷となった。

 日銀が10日に公表した7月30~31日開催分の金融政策決定会合における主な意見で利上げペース加速への言及が相次いだことや、共同通信が10日夜に「日米両政府が米東部時間7月31日に実施した異例の28年ぶりの円買い協調介入は、日銀の植田和男総裁が直前の7月31日の記者会見で、9月以降の早期に政策金利を引き上げると強く示唆したことが決め手となったことが分かった」と報じたことが影響。また、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が難航しているとの見方から原油高を通じた国内物価の上振れリスクも意識され、債券先物は前引け間際に126円57銭をつける場面があった。なお、きょうは財務省による10年物価連動債の入札が実施される。

 午前11時の先物9月限の終値は、10日に比べ32銭安の126円58銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、10日に比べて0.030%高い2.845%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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